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【シリア攻撃】「稼働機の2割を撃破」とマティス米国防長官 スパイサー大統領報道官は「たる爆弾にも報復」と主張

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【シリア攻撃】
「稼働機の2割を撃破」とマティス米国防長官 スパイサー大統領報道官は「たる爆弾にも報復」と主張

マティス米国防長官(ゲッティ=共同) マティス米国防長官(ゲッティ=共同)

 【ワシントン=黒瀬悦成】マティス米国防長官は10日、シリアのアサド政権軍が運用する同国中部のシャイラト空軍基地への巡航ミサイル攻撃に関し、燃料貯蔵施設や弾薬庫、防空施設に加え、稼働機の20%を撃破したとする声明を発表した。

 米中央軍の報道官は10日の電話記者会見で、「少なくとも20機を破壊した」としている。ロシア国防省は、損害は「わずかだった」と主張していた。

 マティス氏は、トランプ大統領が攻撃を命令したのは「アサド政権が化学兵器で罪のない市民を殺害するのを米国は見過ごさないことを示すためだった」と説明した。

 また、「シリア政府は再び化学兵器を使うなどという無謀なことはしない方がいい」と述べ、さらなる化学兵器使用に対する報復攻撃を辞さないと警告した。

 一方、スパイサー大統領報道官は10日の記者会見でアサド政権軍が「たる爆弾」を使用した場合も報復攻撃を行うと発言した。

 たる爆弾はドラム缶の中に爆発物や釘、鉄片などを入れた簡易爆弾で、アサド政権軍が日常的に使用。人権団体によると、昨年1年間で計約1万3千発が投下された。実際に米軍がたる爆弾の使用に対して報復攻撃を行うとなれば、シリアで恒常的に航空作戦を実施しなければならなくなるため、発言の真意をいぶかる声が広がっている。

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