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【米中首脳会談】トランプ大統領、夕食会で習近平氏にシリア攻撃を誇示 中国一行は早々に宿舎へ引き返す

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【米中首脳会談】
トランプ大統領、夕食会で習近平氏にシリア攻撃を誇示 中国一行は早々に宿舎へ引き返す

夕食会で握手を交わすトランプ米大統領(右)と中国の習近平国家主席=6日、米フロリダ州パームビーチ(AP) 夕食会で握手を交わすトランプ米大統領(右)と中国の習近平国家主席=6日、米フロリダ州パームビーチ(AP)

 「会談の成果は今のところ全くないけど、仲良くはなれたよ」

 6日午後7時(日本時間7日午前8時)過ぎ。トランプ米大統領は、中国の習近平国家主席夫妻を南部フロリダ州パームビーチの会員制リゾート「マールアラーゴ」に招いて夕食会を開き、報道陣を前に上機嫌でまくし立てた。

 しかし、その時点でトランプ氏は、シリアの空軍基地に対する巡航ミサイル攻撃を命令済みだった。

 米メディアによると、トランプ氏は夕食会の間、国家安全保障会議(NSC)高官から攻撃の進展状況を聞くなど、「重大行動」に取り組む自らの姿を習氏に誇示するように振る舞った。習主席一行は食事が終わるや、早々に宿舎のホテルに引き返したという。

 「後ろ盾」に警告

 トランプ氏はその後、マティス国防長官から戦果について説明を受け、6日午後9時40分(同10時40分)、記者団にシリアへの軍事攻撃を命令したことを正式に発表した。

 「シリアの独裁者であるアサドは、罪もない市民に化学兵器攻撃を行った」「美しい幼児までが野蛮な攻撃で惨殺された」

 怒りをあえて抑えるかのような重々しい口調でアサド政権を厳しく非難したトランプ氏は、最後にこう言明した。

 「米国が正義のために立ち上がる限り、最後には平和と調和が広がっていく」

 トランプ政権はシリア情勢に関し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の撲滅を優先させる立場からアサド政権の存続を容認するかのような発言を繰り返し、国際社会の批判を浴びてきた。

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