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【主張】
北朝鮮と米中 危険増大に即した行動を

 現実はどうか。国連安全保障理事会決議は無視され、核実験やミサイル発射を繰り返し、核戦力の向上が図られている。これまでの国際社会の接し方が「危険レベル」を高めてきたのである。

 ティラーソン氏の訪中にタイミングを合わせるように、北朝鮮は高出力ロケットエンジンの地上燃焼実験をした。全国人民代表大会のさなかにミサイルを撃った。

 中国はエネルギー、食糧の輸出などで北朝鮮の生命線を握り、安保理では北朝鮮を擁護し、制裁の「抜け穴」を提供してきた。暴走を許し、面目を失っているという認識はないのだろうか。

 トランプ大統領は先に、北朝鮮問題に関して「中国はほとんど協力していない」とツイッターで指摘した。金正恩朝鮮労働党委員長については「非常に悪い振る舞いをしている」と発言している。

 北朝鮮への圧力を高める方向性が見えはじめたといえよう。日本や韓国も、北朝鮮の挑発を阻止するため、米国との連携をさらに強めなければならない。

 同時に、国際社会を巻き込み、中国の影響力を引き出す働きかけが重要である。

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