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食肉不正でブラジル大統領「一部の逸脱行為」と強調

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食肉不正でブラジル大統領「一部の逸脱行為」と強調

19日、ブラジリアの大統領府でブラジル駐在大使らと面会するテメル大統領(右)(AP) 19日、ブラジリアの大統領府でブラジル駐在大使らと面会するテメル大統領(右)(AP)

 ブラジルの大手食肉加工業者らが政府の検査官らに賄賂を贈り、衛生基準に満たない肉や加工品を国内外に販売したとされる事件で、テメル大統領は19日、主要輸出先の欧州や米国、中国などの駐在大使らと面会し「捜査の対象は衛生検査体制ではなく、一部の逸脱行為だ」と述べ、理解を求めた。

 事件を巡っては、米国や中国がブラジル政府側に説明を求めていた。大統領は「調べを受けているのは1万1千人以上の検査官のうち33人、約4800の業者のうち21にすぎない」と述べ、組織的な不正ではないと強調。農牧・食料供給省が20日以降に、問題の肉がどこに輸出されたかを公表するとした。

 捜査当局は17日、大手2社を含む業者が賞味期限切れなどをごまかしていたにもかかわらず、賄賂を受けた検査官らが検査を通過させていたとして強制捜査に踏み切った。(共同)

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