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【コリア実況中継!】「朴槿恵的なるもの」全否定の韓国世論 罷免決定は自賛一色で歯止めなき「左旋回」 

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【コリア実況中継!】
「朴槿恵的なるもの」全否定の韓国世論 罷免決定は自賛一色で歯止めなき「左旋回」 

住民からプレゼントされた珍島犬と触れ合う韓国の朴槿恵大統領(当時)=2015年9月、ソウル(大統領府提供・AP) 住民からプレゼントされた珍島犬と触れ合う韓国の朴槿恵大統領(当時)=2015年9月、ソウル(大統領府提供・AP)

 朝鮮日報がそう強調するように、大統領への過度の権力集中が改めて浮き彫りになり、大統領選では「政治制度改革」「改憲」も大きな争点として浮上することになる。 

 また、韓国では北朝鮮の武力挑発、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備に対する中国の報復など、内政に加えて外交上の懸案が山積している。

 一連の罷免手続きについて、韓国メディアと同様に、民主制度の定着を称賛する欧米メディアからも、「祝福している時間はない」(米紙ニューヨーク・タイムズ電子版=12日)として、韓国政治に注文が突きつけられている。同紙は特に、革新系候補の政策に言及。「THAAD配備に懐疑的で、中国との摩擦を避け、北朝鮮を孤立させるよりは交渉を好む」政治指導者が次期大統領に就く可能性が濃厚なことに注意を促した。

 支持率優位が鮮明な文氏は最近になり、THAAD配備をはじめとする争点について、以前のように明確な否定的見解の表明を控えており、「穏健票の取り込みを図っている」との見方がもっぱらだ。

 韓国紙からは、「政策の一貫性を高め、経済の不安も最小化しなければならない」(中央日報)として、国家間の合意破棄や「バラマキ」政策を訴える候補者らを牽制(けんせい)する論調も出ている。

(外信部 時吉達也、塩原永久)

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