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衛生基準外の食肉販売容疑でブラジル当局が捜査

ブラジル・サンパウロで食肉を運ぶ従業員=2014年10月(ロイター) ブラジル・サンパウロで食肉を運ぶ従業員=2014年10月(ロイター)

 ブラジルの大手2社を含む食肉加工業者が、政府の検査官や政治家らに賄賂を贈り、衛生基準に満たない肉や加工品を国内外に販売した疑いが強まり、同国捜査当局は18日までに工場などを一斉捜索し、幹部らの身柄を拘束した。不正がどの程度の規模で行われていたかは不明だが、今後各国で輸入規制が進む可能性も出てきた。

 報道によると、同国大手JBS社とBRF社を含む食肉業者らは化学薬品を使うなどして賞味期限切れをごまかし、賄賂を受けた検査官らは見て見ぬふりをして検査を通過させていたという。検査が偽装された肉は欧州や中国、中東に輸出されたとされる。

 捜査当局は17日に強制捜査に乗り出し、両社の幹部や公務員らの身柄を拘束。政府は捜索を受けた三つの工場を一時閉鎖し、マッジ農牧・食料供給相が20日に各国大使らと会い状況を説明する。両社は組織的な不正があったことを否定している。(共同)

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