産経ニュース

【アメリカを読む】国論二分の人工妊娠中絶論議を揺さぶるトランプ大統領 勢いづく反対派、各地で規制法相次ぐ

ニュース 国際

記事詳細

更新

【アメリカを読む】
国論二分の人工妊娠中絶論議を揺さぶるトランプ大統領 勢いづく反対派、各地で規制法相次ぐ

ペンス副大統領にも期待

 トランプ氏は就任直後の1月23日、海外で人工中絶に関する支援を行う民間団体への連邦助成金支出を禁じる米大統領令に署名し、人工中絶に反対する姿勢を鮮明にした。だが、反対派が期待を寄せるのが、選挙期間中から中絶問題への発言に変遷があるトランプ氏よりも、キリスト教右派の代表的な保守派であるペンス副大統領だ。1月に首都ワシントンで開かれた人工中絶反対の恒例集会に、副大統領として初めて参加。米メディアによると、その前日には、中絶に反対する団体の代表者らをホワイトハウスに招いたという。

 規制法が広がる動きに対し、中絶賛成派は提訴することが予想され、今後は司法判断が注目される。

 米連邦最高裁は、昨年2月に保守派のスカリア判事が急逝し、保守派とリベラル派が4人ずつと拮抗(きっこう)している。トランプ氏は空席だった最高裁判事に、保守派のゴーサッチ連邦高裁判事を指名。だが、仮にゴーサッチ氏が就任したとしても、中絶問題については反対意見が多数を占めるかどうかは不透明とみられている。

続きを読む

このニュースの写真

  • 国論二分の人工妊娠中絶論議を揺さぶるトランプ大統領 勢いづく反対派、各地で規制法相次ぐ
  • 国論二分の人工妊娠中絶論議を揺さぶるトランプ大統領 勢いづく反対派、各地で規制法相次ぐ
  • 国論二分の人工妊娠中絶論議を揺さぶるトランプ大統領 勢いづく反対派、各地で規制法相次ぐ

「ニュース」のランキング