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中国・李首相、刺激避けつつ米牽制 「家の前での騒ぎ望まぬ」

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中国・李首相、刺激避けつつ米牽制 「家の前での騒ぎ望まぬ」

中国全人代が閉幕し、記者会見する李克強首相=15日、北京の人民大会堂(共同) 中国全人代が閉幕し、記者会見する李克強首相=15日、北京の人民大会堂(共同)

 「だれでも自分の家の前で騒ぎが続くのは望まない」。全人代が閉幕した15日、北京の人民大会堂で記者会見した李克強首相は朝鮮半島情勢をめぐり、最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備や軍事演習など北への軍事的圧力を強める米韓を牽制した。4月に見込まれる米中首脳会談を直前に控え、李氏は会見で米側を刺激する表現を慎重に避けつつ、両国間の懸案については譲歩しない姿勢も示した。

 李氏は首脳会談について「現在、両国の外交部門が意思疎通を進めている」と説明。米中関係は紆余曲折を経ながらも前に進んでいるとの認識を示し「楽観している」と述べた。

 トランプ米大統領は首脳会談で、北朝鮮への影響力を行使するよう中国に求める構えだ。ただ李氏は「国連の制裁決議を厳格に履行する中国の態度は明確だ」と予防線を張り、国際社会の警告を無視して核・ミサイル開発を継続する北朝鮮への直接的な非難も行わなかった。 

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