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飼育環境劣悪でパンダが激やせ 当局が全人代会場で四川省への移送を表明 甘粛省の動物園

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飼育環境劣悪でパンダが激やせ 当局が全人代会場で四川省への移送を表明 甘粛省の動物園

 【北京=三塚聖平】パンダの飼育環境が劣悪だとして、中国甘粛省の動物園が批判を受けている。一時、体重が約20キロ落ち込み、痩せが目立つ姿がインターネット上で話題になった。中国当局も事態を重視し、開催中の全人代の会場でこのパンダを四川省の専門施設に移すと表明した。

 問題となったのは蘭州動物園で飼育されている23歳のメスのパンダ「蜀蘭」。中国メディアの報道によると、約100キロあった体重が一時84キロにまで落ち込んだ。1970年代に建てられた飼育設備は狭い上に老朽化し、餌となる竹の新鮮度も疑わしく、パンダの飼育に必要な管理水準を満たしていないという。

 野生動物の管理などを担当する国家林業局の張建龍局長は12日に全人代の会場で、同動物園が高齢のパンダの飼育経験が不足しているなどとして、蜀蘭を四川省の中国パンダ保護研究センターに移すと表明した。

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