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【朴政権崩壊】検察が朴槿恵氏を容疑者として聴取へ、15日に通告

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【朴政権崩壊】
検察が朴槿恵氏を容疑者として聴取へ、15日に通告

12日、韓国大統領府から退去し自宅に到着した朴槿恵前大統領=ソウル(共同) 12日、韓国大統領府から退去し自宅に到着した朴槿恵前大統領=ソウル(共同)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国で罷免された朴槿恵前大統領の疑惑を捜査する検察の特別捜査本部幹部は14日、朴氏を容疑者として事情聴取すると表明した。15日に出頭日を決定し、朴氏側に通告すると韓国記者団に明らかにした。今週後半から来週初めの聴取が有力視されている。朴氏は罷免で不訴追特権を失っており、聴取に応じなければ、逮捕など強制捜査も検討するもようだ。

 出頭日について、検察幹部は、朴氏側と事前調整せず、一方的に通告するとしている。5月9日にも見込まれる大統領選への影響も指摘されるが、幹部は「選挙に関係なく捜査する」とも強調した。

 これまでの検察や「特別検察官」(特検)の捜査で、朴氏は、友人の崔順実被告の国政介入をめぐる職権乱用や、サムスングループから崔被告側への出資に絡む計約433億ウォン(約43億円)の収賄など13件に及ぶ容疑が持たれている。

 朴氏は捜査への協力を表明しながら、検察や特検の聴取を拒否してきた。憲法裁判所の10日の罷免決定で大統領府からソウル市内の自宅に退去した12日に「時間はかかるだろうが、真実は必ず明らかになると信じている」とのコメントを表明。憲法裁の決定や捜査に抵抗するかのような姿勢に批判が集中した。

 自宅で面会した側近議員は「朴氏の体調がよくないようだった」と主張しており、体調不良を口実に聴取の回避を図ろうとする可能性もある。

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