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【金正男氏殺害】マカオ宅、消えた家族 中国の特殊地区、住民「何も話せない」

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【金正男氏殺害】
マカオ宅、消えた家族 中国の特殊地区、住民「何も話せない」

金正男氏が2番目の妻と息子や娘と暮らしていたとされるマカオ市内中心部のマンション「嘉安閣」(手前)=21日、河崎真澄撮影 金正男氏が2番目の妻と息子や娘と暮らしていたとされるマカオ市内中心部のマンション「嘉安閣」(手前)=21日、河崎真澄撮影

 マレーシアで殺害された北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏の生活の拠点だったマカオの関係者は、殺害事件について一様に口を閉ざした。息子のハンソル氏はおろか、残された家族も忽然(こつぜん)と姿を消したようにみえ、謎が謎を呼ぶ事態となっている。

 「ノー、ノー、ノー、本当に何も話せない。帰ってくれ」。マカオ南部のコロアネ地区。海岸に面した静かな通りで、香港紙が正男氏の別荘だと報じた4階建ての建物の隣に住む男性は、ガレージで洗車しながら追い払うように言った。

 正男氏は2000年代前半から、2人の内縁の妻や2人の子供とマカオで暮らしてきたとされる。目立たない一般の住宅で家族と比較的自由に暮らしていたとされ、少なくともマンション3軒、別荘1軒で生活の痕跡がある。

 ほかにも、正男氏が2番目の内縁の妻とされる女性と息子、娘の4人で暮らしたというマンションが、別荘に近いコロアネ地区とマカオ市内中心部の2カ所にあった。

 地元テレビ局、澳亜衛視(電子版)は、正男氏をよく知る人物が「気さくな人で、最近はいつも1人で行動していた」と証言したと伝えた。

 マカオ当局は家族を18日から保護下に置いていると報じられたが、マカオ治安警察局は産経新聞の問い合わせに「今は何も話せない」と回答を避けた。

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