産経ニュース

難民申請者が初の1万人超 認定は28人、最多はアフガニスタン 平成28年統計

ニュース 国際

記事詳細

更新


難民申請者が初の1万人超 認定は28人、最多はアフガニスタン 平成28年統計

 法務省入国管理局は10日、平成28年の難民認定者は27年から1人増え、28人だったと発表した。申請者は1万901人で27年に比べ3315人増加。昭和57年に統計を取り始めて以降初めて1万人を超えた。いずれも速報値。

 日本では、平成22年の制度改正で難民申請から6カ月経過すれば一律に就労を認めるようになり、申請が急増。入管の担当者は「借金から逃れる目的など経済的な理由で申請する人が相当数いる」と説明した。

 認定者はアフガニスタンが7人で最多。ほかにエチオピア4人、エリトリア3人、バングラデシュ2人など。認定しなかったものの人道上の配慮を理由に97人の在留を認めた。国籍はウクライナ15人、イラク、トルコ各10人など。国際社会から認定の少なさを批判されていることについて、入管は「入管難民法や難民条約に基づいて適正に判断している」とした。

 申請者の出身国籍は79カ国。インドネシアの1829人を筆頭に、ネパール1451人、フィリピン1412人、トルコ1143人と続いた。26年にビザの発給要件が緩和されたインドネシアは26年の17人、27年の969人から急増した。

「ニュース」のランキング