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【外交文書】大韓機撃墜、自衛隊のソ連パイロット傍受交信記録公開も非難決議案賛同集めず 安保理 

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【外交文書】
大韓機撃墜、自衛隊のソ連パイロット傍受交信記録公開も非難決議案賛同集めず 安保理 

大韓機撃墜事件について、国連安保理でソ連軍機の交信テープのビデオ画面を見る米英国連大使(右と中央)。ソ連の大使(左端)は画面に目もくれない=1983年9月(UPI=共同) 大韓機撃墜事件について、国連安保理でソ連軍機の交信テープのビデオ画面を見る米英国連大使(右と中央)。ソ連の大使(左端)は画面に目もくれない=1983年9月(UPI=共同)

 1983(昭和58)年9月のソ連軍戦闘機による大韓航空機撃墜を受けた国連安全保障理事会で、自衛隊が傍受したソ連軍パイロットの交信記録の音声という「決定的証拠」の公開に日米両国が踏み切ったにもかかわらず、ソ連非難決議案に十分な賛同が得られなかった経緯が、12日公開の外交文書で明らかになった。

 決議案は民間機撃墜という衝撃的な事件に「遺憾」を表明し、原因究明を求める比較的穏便な内容だったが、賛成は決議採択に必要最低限の9カ国にとどまり、常任理事国のソ連の拒否権行使で否決された。冷戦状態の米ソの宣伝合戦を理事国が冷ややかに見ていた状況がうかがえる。

 当時、日本は安保理の非常任理事国ではなかったが、大韓航空機には邦人28人が乗っていたため決議案の共同提案国に。ソ連軍パイロットが地上局にミサイル発射や「目標は撃墜された」と報告する様子を北海道・稚内の自衛隊レーダーサイトが傍受した交信記録を、日米両国が83年9月6日、安保理で公開した。

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