産経ニュース

ニュース 国際

記事詳細

更新


イラン国民、ラフサンジャニ師を追悼

9日、テヘランでラフサンジャニ最高評議会議長との別れに涙を流す聖職者ら(共同) 9日、テヘランでラフサンジャニ最高評議会議長との別れに涙を流す聖職者ら(共同)

 8日死去したイランのラフサンジャニ最高評議会議長のひつぎが首都テヘランのイスラム教施設で一般公開され、9日に大勢の国民が対面に訪れた。1979年のイラン革命以来、政権中枢にいながら独自の視点で国民生活の向上に尽くした大物政治家との別れを、涙を流して惜しむ姿が多く見られた。

 黒い布に覆われたひつぎが安置されたホールは、かつて革命指導者の故ホメイニ師が頻繁に演説を行い、ラフサンジャニ師が側近としてそばに控えたゆかりの場所。ホメイニ師の孫や現職閣僚をはじめ、来訪者が絶えない中、追悼の詩の朗読は夜まで続いた。

 「残された意志は、きっと未来へと受け継がれる」。電気技術者サイードさん(64)は、イラン・イラク戦争で、ホメイニ師にひるむことなく終戦を進言した信念の強さに心打たれたという。(共同)

「ニュース」のランキング