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パナマ文書検証、孤独な戦い アイスランド前首相を退陣に追い込んだ記者 自宅籠もり、オンラインで徹底洗い出し

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パナマ文書検証、孤独な戦い アイスランド前首相を退陣に追い込んだ記者 自宅籠もり、オンラインで徹底洗い出し

「パナマ文書」報道でアイスランドのグンロイグソン前首相を退陣させたヨハンス・クリスチャンソン記者=レイキャビク(岡部伸撮影) 「パナマ文書」報道でアイスランドのグンロイグソン前首相を退陣させたヨハンス・クリスチャンソン記者=レイキャビク(岡部伸撮影)

 中米パナマの法律事務所から流出した機密文書、いわゆる「パナマ文書」で、アイスランドのグンロイグソン前首相のタックスヘイブン(租税回避地)を利用した資産隠しを突き止め、前首相を辞任に追い込んだヨハンス・クリスチャンソン記者(44)がインタビューに応じた。(レイキャビク 岡部伸)

◇合同取材も孤独な戦い

 アイスランドの国営放送で15年間報道に携わった後、フリーとなったクリスチャンソン記者に「国際調査報道ジャーナリスト連合」(ICIJ)から「合同取材に加わらないか」と連絡があったのは昨年5月。「調査報道の実績から声がかかり、首相の関与を示す文書があるということで加わった」と話す。

 パナマ文書は匿名の情報提供者から独紙「南ドイツ新聞」が入手。ICIJに提供され、約80カ国、約370人の協力態勢で文書を検証することになった。

 しかしアイスランドからの協力者はクリスチャンソン記者1人だけ。「米ワシントンで開かれた会議にも自費で参加、4月に全容を報道するまで約1年間、孤独な“戦い”だった」と振り返る。

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