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【検証・文革半世紀 第5部(上)】習近平氏がもくろむ「死ぬまで最高権力」 「後継者は24歳の一人娘、習明沢だ」共産党内でささやかれる噂

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【検証・文革半世紀 第5部(上)】
習近平氏がもくろむ「死ぬまで最高権力」 「後継者は24歳の一人娘、習明沢だ」共産党内でささやかれる噂

中国の歴代指導者の「任期」 中国の歴代指導者の「任期」

 11月中旬、北京市内のレストランの個室で、50代の中国共産党中堅幹部が小さな声で言った。

 「『核心』という称号より、老大が本当に求めているのは68歳定年制の廃止だ。今回の会議では議題にならなかった。来年は再び挑戦するだろう」

 「老大」とは「やくざの親分」というニュアンスがある中国語だ。この幹部の場合、最高指導者の習近平のことを指す。強面(こわもて)の習を「老大」と呼ぶ党関係者が最近、増えている。

 10月末に閉幕した共産党の第18期中央委員会第6回総会(6中総会)で、習は「核心」という新しい称号を手に入れた。しかしこの幹部によれば、習は定年制廃止構想の頓挫に大きな不満を持っているらしい。

 習を除き、「核心」と呼ばれた指導者は文化大革命(文革)を主導した毛沢東ら3人しかいない。ただ、あくまで名誉的な呼称で憲法や党規約に明記されておらず、具体的な権限は何も増えない。それより、68歳定年制をいかに廃止するかが、習とその周辺の最大の課題となっているという。

 1953年6月生まれの習は、来年秋の第19回党大会のときは64歳だから、さらに1期5年、総書記のポストに居座ることができる。しかし、2022年の党大会のときは69歳となり、現行制度のままなら引退しなければならない。

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