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イスラエルの入植非難決議案を採択 米国が拒否権行使せず 「状況は変わる」とトランプ氏

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イスラエルの入植非難決議案を採択 米国が拒否権行使せず 「状況は変わる」とトランプ氏

イスラエルによる占領地でのユダヤ人入植活動を非難する決議案を採択する国連安全保障理事会=23日、米ニューヨーク(国連提供・共同) イスラエルによる占領地でのユダヤ人入植活動を非難する決議案を採択する国連安全保障理事会=23日、米ニューヨーク(国連提供・共同)

 【ニューヨーク=上塚真由】国連安全保障理事会は23日、イスラエルによる占領地でのユダヤ人入植活動を違法と非難し、即時停止を求める決議案を賛成14、棄権1で採択した。米国が棄権した。これまでイスラエルを擁護する立場を取ってきた米国がイスラエル非難の決議案に拒否権を行使しないのは異例。

 トランプ次期米大統領は決議案に拒否権を行使すべきだと主張しており、入植活動を非難してきたオバマ米大統領には、退任を前にトランプ氏をけん制する狙いもありそうだ。トランプ氏は採決後、「国連に関していえば(自分が大統領になる)1月20日以降に状況は変わるだろう」とツイッターに投稿し、イスラエル寄りの政策をとることをほのめかした。

 オバマ氏はイスラエルとパレスチナの「2国家共存」の和平を模索し、入植活動を拡大するイスラエルを非難するなど同国のネタニヤフ首相との関係が悪化していた。決議は、1967年の第3次中東戦争でイスラエルが占領した東エルサレムなどでの入植活動を国際法違反などとし「即時、完全に停止」するよう要求している。

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