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【トランプ次期大統領】マティス氏を国防長官に起用 軍歴44年の退役海兵隊大将 「将軍の中の将軍」とトランプ氏

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【トランプ次期大統領】
マティス氏を国防長官に起用 軍歴44年の退役海兵隊大将 「将軍の中の将軍」とトランプ氏

「狂犬」ジェームズ・マティス氏 「狂犬」ジェームズ・マティス氏

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ次期米大統領は1日、オハイオ州での演説で、次期政権の国防長官にジェームズ・マティス元中央軍司令官(66)を指名すると発表した。マティス氏は44年の軍歴を持つ退役海兵隊大将。トランプ氏はマティス氏を「将軍の中の将軍」と評していた。

 テロ対策を重視するトランプ氏としては、アフガニスタンやイラクで戦闘を指揮したマティス氏の経験や、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)やイランへの厳しい姿勢を評価したとみられる。

 マティス氏は敵に対する激しい物言いから「狂犬」のあだ名で呼ばれる。その一方で米軍きっての戦略家の顔も持ち、同盟を重視する立場を取っている。

 米軍で中東地域を統括する中央軍司令官を2010年から13年まで務めていたマティス氏は、IS、国際テロ組織アルカーイダに加え、イランにも強硬姿勢を取っており、同国との核合意にも反対している。イランをめぐるオバマ米大統領との意見の相違により中央軍司令官を解任されたとの報道もある。

 ただ、連邦法には、文民統制の観点から退役後7年間は軍人が国防長官に就けないとする規定がある。13年に退役したマティス氏が国防長官に就任するには、米議会がこの規定を免除するための立法措置をとる必要がある。同様の措置は、1950年、当時のトルーマン大統領がマーシャル元陸軍参謀総長を指名した際にとられただけだ。

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