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「南スーダンで民族浄化」、国連委、大虐殺を警告

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「南スーダンで民族浄化」、国連委、大虐殺を警告

隣国コンゴ(旧ザイール)の村に退避した南スーダン難民の子供たち=11月12日(ロイター=共同) 隣国コンゴ(旧ザイール)の村に退避した南スーダン難民の子供たち=11月12日(ロイター=共同)

 南スーダンの人権問題を調査する国連の委員会は1日、声明で「飢えや集団強姦、村の焼き打ちといった形で、国内各地で既に民族浄化が進んでいる」と警告し、「国際社会には(大虐殺に発展することを)防ぐ義務がある」と訴えた。

 ジュバでは7月に政府軍と反政府勢力の戦闘が発生。最大民族ディンカが他の民族に対する迫害を強めているとされる。

 委員会は声明で「多くの村人が奪われた土地を取り戻すために血を流す覚悟があると証言した」として緊張の高まりを指摘。1994年にルワンダで起きたような大虐殺が繰り返される懸念を示した。

 国際社会は今後予定されるPKOの増派だけでなく、経済制裁などを強化する必要性があると強調した。委員会は南スーダンでの現地調査を終え、来年3月に国連人権理事会で調査結果を報告する。(共同)

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