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日本の経済協力を歓迎 露大統領教書演説、アジア重視継続 米に「対等な関係」期待

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日本の経済協力を歓迎 露大統領教書演説、アジア重視継続 米に「対等な関係」期待

1日、モスクワのクレムリンで年次報告演説を行うロシアのプーチン大統領(タス=共同) 1日、モスクワのクレムリンで年次報告演説を行うロシアのプーチン大統領(タス=共同)

 【モスクワ=遠藤良介】ロシアのプーチン大統領は1日、クレムリン(大統領府)で上下両院と地方指導者らに対する年次教書演説を行った。この中でプーチン氏は、中国や日本、インドなどアジア諸国との関係を強化する「東方路線」の重要性を訴え、日本の安倍晋三首相が率先する対露経済協力を評価。米国のトランプ次期政権がロシアとの「対等な関係」を築くことにも期待感を示した。

 プーチン氏は、アジア諸国との接近や極東地域の発展を目指す「東方路線」について、米欧との関係冷却化とは別問題であり、「長期的な国益」に基づく方針だと発言。「中国との戦略的関係」は世界に「調和的な秩序」をもたらしていると強調し、政治・経済の両面で連携を強化する考えを示した。日本に関しては、安倍政権が経済分野の共同プロジェクトを打ち出していることを歓迎し、両国関係の「質の高い前進」を望んでいると述べた。

 一方、プーチン氏は米トランプ次期政権について、「虚構ではなく本当の敵」と対決するべきだとし、米国が対露姿勢を改め、シリア内戦や国際テロリズムをめぐる問題で協力に乗り出すよう呼びかけた。

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