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【激震・朴政権】朴槿恵大統領が任期短縮という中途半端な退陣案を突然、表明したのはなぜか

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【激震・朴政権】
朴槿恵大統領が任期短縮という中途半端な退陣案を突然、表明したのはなぜか

30日、韓国・ソウルの国会で、会合を開いた野党3党の代表ら (AP) 30日、韓国・ソウルの国会で、会合を開いた野党3党の代表ら (AP)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の友人、崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件に関し、野党3党と与党非主流派は30日、事実上の辞意を表明した朴氏に対する弾劾採決の手続きを進める方針を明らかにした。

 与党「セヌリ党」の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)代表は30日、「大統領が任期途中の退陣を表明したからには、国会が答えを出すべきだ」と述べ、野党側に改めて協議を呼びかけた。だが、野党3党の代表らは同日、会合を開き、「任期短縮のための与野党協議」を拒否し、12月上旬にも弾劾訴追案の採決を目指す方針で一致した。

 弾劾案の可決には、与党からも28人以上の「造反」が必要とされる。与党非主流派もこの日、与野党協議がまとまらなければ弾劾に賛成する考えを示した。

 野党は、最短で12月2日の弾劾案採決を目指しているが、9日にずれ込む見通しが強まっている。非主流派はまた、朴氏に辞任の時期を来年4月末までに自ら提示するよう求めた。

 朴氏は11月30日、政府から独立し事件を捜査する「特別検察官」(特検)に朴英洙(ヨンス)元ソウル高検長を任命し、特検の直接聴取にも応じる意向を大統領府を通じて明らかにした。 

任期短縮に朴氏の誤算 元老ら改憲提言「渡りに船」も

 朴槿恵大統領が任期短縮という中途半端な退陣案を突然、表明したのはなぜか。そこには、憲法改正で事態打開を図ろうとした、いくつかの伏線も見え隠れする。しかし、野党や与党非主流派に改憲を受け入れる意思はみられず、朴氏が政局の流れを見誤った可能性がある。

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