産経ニュース

【主張】朴大統領が辞意 決断を混迷収束につなげ

ニュース 国際

記事詳細

更新

【主張】
朴大統領が辞意 決断を混迷収束につなげ

 来年末に予定されていた次期大統領選も前倒しになろうが、異常事態に陥ったうえでの元首選びだと重く受け止めるべきだ。それぞれの政治勢力が権力にありつくための打算に走り、離合集散に血道をあげるようでは困る。

 韓国の歴代大統領は、政権終盤に求心力を失い、親族らが絡んだ疑惑が持ち上がる例が繰り返されてきた。李明博前大統領のように、対日強硬姿勢をとって挽回を図ろうとするケースもあった。

 朴氏には、辞任にあたり、ようやく日韓関係改善の方向を向きだした外交路線を無にすることのないよう留意してもらいたい。慰安婦問題解決のため朴政権と日本政府が最終合意したのは昨年暮れだ。防衛協力を進める観点から、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)も締結したばかりだ。

 どのような政権が次に誕生しても、日韓、日米韓の連携強化は北朝鮮や中国の動向をにらめば不可欠だ。この地域の平和と安定に資する視点を失ってはなるまい。

関連ニュース

【激震・朴政権】日中韓首脳会談「引き続き調整」 北京で外務次官級協議 

「ニュース」のランキング