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【激震・朴政権】今後、どう混乱を収拾するのか 弾劾に突き進む野党、朴槿恵氏の表明歓迎する与党…合意はほど遠く

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【激震・朴政権】
今後、どう混乱を収拾するのか 弾劾に突き進む野党、朴槿恵氏の表明歓迎する与党…合意はほど遠く

29日、ソウル中心部で朴槿恵大統領の即時辞任を求めて声をあげる人々(ロイター) 29日、ソウル中心部で朴槿恵大統領の即時辞任を求めて声をあげる人々(ロイター)

 弾劾に前向きだった非主流派も、来月2日の採決を見送るべきだとの考えで一致。2日にも弾劾案を採決に持ち込む戦術を描いてきた野党側に誤算が生じ、採決は国会会期末ぎりぎりの9日にずれ込むとの見通しが強まっている。

 非主流派が「造反」姿勢を維持し、仮に弾劾案が可決されると、憲法裁判所の審議中、最長180日間、大統領権限が停止される。野党が新首相候補を提示しなかったために、野党側が「朴氏側の人間」とみなす黄(ファン)教安(ギョアン)首相が大統領権限を代行することになり、野党の徹底反対で国政が空転することは目に見えている。

 いずれの場合も、朴氏が求めた「安定して政権を移譲できる案」を与野党が本腰を入れて論議しない限り、国政の混乱からは抜け出せず、朴氏は国民に国政の「青写真」を提示できない政界に過酷な条件を突き付けたことになる。

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