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【激震・朴政権】中国、親中路線復帰に期待か

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【激震・朴政権】
中国、親中路線復帰に期待か

2015年9月、「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念行事で演説する中国の習近平国家主席(中央後方)。手前は(左から)カザフスタンのナザルバエフ大統領、韓国の朴槿恵大統領、ロシアのプーチン大統領=北京(共同) 2015年9月、「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念行事で演説する中国の習近平国家主席(中央後方)。手前は(左から)カザフスタンのナザルバエフ大統領、韓国の朴槿恵大統領、ロシアのプーチン大統領=北京(共同)

 【北京=藤本欣也】中国メディアは朴槿恵・韓国大統領の事実上の辞任表明について、国営新華社通信が速報するなど高い関心を寄せている。政府は「韓国の内政に関すること」(耿爽外務省報道官)と静観しているものの、日米との安全保障協力強化に動いていた朴大統領の退陣表明を歓迎しているのは間違いない。

 朴政権は当初、北朝鮮への影響力が強い中国に重点を置いた外交を展開。しかし今年に入り、北朝鮮が核実験・ミサイル発射を繰り返す中で方針を転換し、日米に軸足を移した。7月には米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備を正式決定し、習近平国家主席自らが「地域の戦略的安定につながらず、対立を激化させる恐れがある」と激しく反発していた。

 韓国の左派系野党勢力はTHAAD配備に批判的な立場をとっている。中国としては、朴大統領の退陣後、左派系政権が誕生し“親中路線”に復帰することに期待を寄せているとみられる。

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