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メイ英首相、ロシア国境のポーランドに兵士派遣明言 ロシアの侵攻を警戒

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メイ英首相、ロシア国境のポーランドに兵士派遣明言 ロシアの侵攻を警戒

ポーランドのシドゥウォ首相㊧と記者会見に臨むメイ英首相=28日、ロンドン(AP) ポーランドのシドゥウォ首相㊧と記者会見に臨むメイ英首相=28日、ロンドン(AP)

 メイ英首相は28日、ロンドンでポーランドのシドゥウォ首相と会談し、来年4月に冷戦後初めて、ロシアと国境を接するポーランド北東部に150人の兵士を派遣すると表明した。英国が欧州連合(EU)離脱後も、北大西洋条約機構(NATO)加盟国で対露最強硬派とされるポーランドとの関係を強化していく考えを示した。

 メイ首相は会談後の共同記者会見で、「ポーランドと英国は、欧州の自由と民主主義のために第二次世界大戦を共に戦った歴史を共有する」と述べ、ロシアの飛び地カリーニングラードに近いポーランド北東部のオジシュに、数百機の装甲車とともに約150人の兵士を配備すると述べた。

 英国はNATOの多国籍部隊の主力として部隊を派遣してポーランドの軍備増強に貢献し、EU離脱後も結束を維持する構えだ。

 ウクライナ南部クリミア半島を一方的に併合したロシアは、カリーニングラードに核弾頭搭載可能な弾道ミサイル「イスカンデル」を再配備。英デーリー・メール紙によると、カリーニングラードに司令部を置くロシアのバルチック艦隊にも、英国まで射程に収める核ミサイル「サターン2」を搭載した軍艦2隻を配置し、東欧の国境付近に33万人の兵士を集結させるなど緊張が高まっている。(ロンドン 岡部伸)

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