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日中、相互信頼深化で一致 安保対話

 【北京=西見由章】日中両政府の外交・防衛当局幹部による「日中安保対話」が28日、北京で開かれ、対話を通じて、安全保障面で相互信頼を深化させることが重要との認識で一致した。自衛隊と中国軍の偶発的衝突を防ぐ「海空連絡メカニズム」の早期運用に向けた大きな進展はなかった。

 同対話は、12月に予定される李克強首相の初訪日を控え1年8カ月ぶりに開催。中国の孔鉉佑外務次官補は「関係改善の勢い強化のために積極的な役割を果たしたい」とあいさつ。秋葉剛男外務審議官は「互いの安保政策への懸念が存在することも事実で、中身ある議論を」と述べた。

 一方、中国外務省の耿爽報道官は28日、日本がミサイル防衛(MD)を強化するため米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」などの研究を進めていることについて「アジア各国が重大な関心を寄せており、日本が慎重に事を進めるよう希望する」と牽制(けんせい)した。

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