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【私が見た米大統領選】接近、わずか2メートルで感じた期待感と日米メディア「トランプ叩き」一辺倒の落差 外信部編集委員 黒沢潤

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【私が見た米大統領選】
接近、わずか2メートルで感じた期待感と日米メディア「トランプ叩き」一辺倒の落差 外信部編集委員 黒沢潤

2015年8月30日、米東部ニュージャージー州プレインフィールドのゴルフコースに警備員とともに現れたドナルド・トランプ氏(黒沢潤撮影) 2015年8月30日、米東部ニュージャージー州プレインフィールドのゴルフコースに警備員とともに現れたドナルド・トランプ氏(黒沢潤撮影)

 こうした人々は、いわゆる“隠れトランプ支持”の部類の人々だ。彼の主張は過激なものばかりが目立つため、「世論調査で明確にトランプ氏支持を公言できなかった」人たちといえる。

  ◇  ◇  ◇

 トランプ氏がヒスパニック(中南米)系の不法滞在者を強制退去させると主張したこともあり、米メディアは一貫して、「トランプ氏はヒスパニック系住民から強い反発を受けている」と報じてきた。しかし、実際にフタを開けてみると、トランプ氏は2012年大統領選で共和党候補に投票したヒスパニック系(27%)を上回る29%から支持を得た。

 背景には、合法的に米国内に居住するヒスパニック系住民の間で、不法滞在者と自分たちとを同列に扱ってほしくない-との思いが強かったのに加え、事業家のトランプ氏がフロリダ州などで合法住民の雇用を多く生んできたという事情がある。米メディアは意図的かどうかは別として、こうした事実を積極的に伝えなかったと思う。

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