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【私が見た米大統領選】接近、わずか2メートルで感じた期待感と日米メディア「トランプ叩き」一辺倒の落差 外信部編集委員 黒沢潤

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【私が見た米大統領選】
接近、わずか2メートルで感じた期待感と日米メディア「トランプ叩き」一辺倒の落差 外信部編集委員 黒沢潤

2015年8月30日、米東部ニュージャージー州プレインフィールドのゴルフコースに警備員とともに現れたドナルド・トランプ氏(黒沢潤撮影) 2015年8月30日、米東部ニュージャージー州プレインフィールドのゴルフコースに警備員とともに現れたドナルド・トランプ氏(黒沢潤撮影)

 大会会場を包み込む“トランプ熱”。米社会に根付く「トランプ人気」をはからずも体現したかのようなこの異様な光景は、一生忘れることはないだろう。

  ◇  ◇  ◇

 ニューヨークを5月に離れ、日本に帰国した。数日もたたないうちに、トランプ氏に向ける視線が米国内と比べてとても冷ややかであることを知った。

 トランプ氏は共和党内で勝ち残り、本戦でも勝利するなど、米国で少なくとも半数の国民から支持を受けたのだが、過激発言を中心に取り上げざるを得ない日本メディアを通じて、米国民の圧倒的多数がトランプ氏当選に反対している-という印象ができ上がってしまったことも要因だったに違いない。

 確かに、トランプ氏は米国とメキシコとの国境に「壁」を建設すると連呼したり、すべてのイスラム教徒の米国への入国を拒否すると言ってみたりと、その主張は過激だった。

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