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【私が見た米大統領選】接近、わずか2メートルで感じた期待感と日米メディア「トランプ叩き」一辺倒の落差 外信部編集委員 黒沢潤

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【私が見た米大統領選】
接近、わずか2メートルで感じた期待感と日米メディア「トランプ叩き」一辺倒の落差 外信部編集委員 黒沢潤

2015年8月30日、米東部ニュージャージー州プレインフィールドのゴルフコースに警備員とともに現れたドナルド・トランプ氏(黒沢潤撮影) 2015年8月30日、米東部ニュージャージー州プレインフィールドのゴルフコースに警備員とともに現れたドナルド・トランプ氏(黒沢潤撮影)

 米大統領選をニューヨークで今年5月まで取材し、日本でその後の様子を見守った。「トランプ叩き」一辺倒だった米国の報道、また、それをもとに報じた日本メディアの報道のあり方を見つめ直すとともに、異色ずくめだった米大統領選を振り返ってみたい。

 米ニューヨーク一帯が“かんかん照り”に見舞われた昨年8月下旬。同市から車で約40分の場所にあるニュージャージー州プレインフィールドで行われた米男子ゴルフツアー「ザ・バークレイズ」を取材していたときのこと。日本の松山英樹らも戦ったこのコースに突然、物々しい一団が姿を見せ、周囲を驚かせた。

 アーノルド・パーマーら米ゴルフ界の英雄らが、黒いサングラスをかけ屈強な体を持つ警護員とともに現れたと思いきや、ゴルフ好きで有名なドナルド・トランプ氏(70)一行が前触れもなく現れたのだった。

 筆者とトランプ氏との距離はわずか2メートル。周りの観客は沸き立ち、プレーそっちのけでトランプ氏に群がり、握手を求めた。こともあろうに、グリーン上で戦う選手のキャディーまでがグリーン外に出て歓待した。トランプ氏とガッチリ握手を交わすと、はち切れんばかりの笑顔を浮かべていた。

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