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【激震・朴政権】朴槿恵大統領、どこまで捜査にどう応じるか 「辞任せず」「訴追せず」なら混乱長期化

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【激震・朴政権】
朴槿恵大統領、どこまで捜査にどう応じるか 「辞任せず」「訴追せず」なら混乱長期化

韓国の国民向けに談話を発表し、謝罪する朴槿恵大統領=4日、ソウルの青瓦台(聯合=共同) 韓国の国民向けに談話を発表し、謝罪する朴槿恵大統領=4日、ソウルの青瓦台(聯合=共同)

 【ソウル=名村隆寛】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、友人の女性実業家、崔順実(チェ・スンシル)容疑者の国政介入疑惑にからみ、近く検察の事情聴取を受ける見通しとなった。世論から辞任要求が高まるなか、辞意を表明しない朴氏が、捜査にどう協力するかが注目される。

 朴氏は4日の国民向け談話で「捜査に最大限協力する」と自身への捜査に応じる考えを示した。世論は大統領が関わる疑惑の真相究明を当然の義務とみなしている。ただ、捜査が間接的な書面での事情聴取では世論が納得しない。このため、大統領府か特別な施設で、検察官が直接聴取する見通しだ。

 捜査に協力する一方で、朴氏は自らの進退を口にしていない。国民の不支持率が90%にまで上り、中高生までが参加する大規模抗議集会が開かれても、朴氏は北朝鮮や国内経済などの“国難”を理由に、国政安定にこだわっている。だが、国政不安の原因は、明らかに崔容疑者や大統領府が関与した一連の疑惑だ。

 連日の辞任要求にも関わらず、政権の座に居続ける朴への批判は強まる一方、朴氏が大統領でいる限り、混乱が収まる気配はない。韓国大統領は在職中には訴追対象とはならないため、朴氏の残り任期1年3カ月の間、混乱がずるずる続くことへの懸念もある。

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