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書画など競売に中国国家文物局が「待った!」 「違法に強奪された」と指摘

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書画など競売に中国国家文物局が「待った!」 「違法に強奪された」と指摘

 横浜市の競売会社が実施した中国書画などの競売で、出品予定の一部が中国から違法に流出したものだとして、中国国家文物局が会社側に競売に掛けないよう要求、会社側が応じたことが分かった。中国誌、財経(電子版)が3日までに伝え、同社担当者も事実関係を認めた。同誌は、中国から流出した文化財が海外で競売に掛けられるのを国家文物局が阻止した初めての例としている。

 競売は競売会社「横浜国際オークション」が10月末に東京で実施。国家文物局は競売に先立ち、出品予定の唐代の壁画などについて「違法に流出した中国の文化財」だとして同社に競売に掛けないよう求める書面を送付。同社は要求を受け入れ、品々を出品者に返還した。品々は京都の西本願寺の大谷光瑞第22代門主が組織した探検隊が1900年代初めに現在の中国で収集したものだと判断したとみられ、国家文物局は「大谷光瑞により違法に強奪された」と主張している。(共同)

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