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【シリア情勢】ロシア、シリア両軍が空爆停止 病院や学校を標的…EUは「戦争犯罪」に当たると非難

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ロシア、シリア両軍が空爆停止 病院や学校を標的…EUは「戦争犯罪」に当たると非難

 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)は17日、ルクセンブルクで開いた外相理事会でシリア情勢をめぐり協議し、アサド政権軍と政権を支援するロシア軍によるシリア北部アレッポへの空爆について「戦争犯罪」にあたる可能性があるとして、強く非難する総括文書を発表した。

 文書はアレッポ空爆について、「規模や激しさが過剰であり、病院や医療従事者、学校などを意図的に標的にするのは戦争犯罪に相当する可能性がある」と強調。特に国連の支援物資輸送団への攻撃は「明確な国際法違反」で、関係者の責任追及が必要とした。

 一方、ロシアのショイグ国防相は18日、ロシア、シリア両軍によるアレッポ空爆を停止したと発表した。両軍はまた、アレッポへの攻撃をモスクワ時間20日午前8時~午後4時(日本時間同日午後2時~10時)の8時間にわたり停止する。

 モゲリーニ外交安全保障上級代表は、ロシアの発表を「前向きな動き」とする一方、人道支援を行うには時間が短すぎるとの考えを示した。

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