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【北ミサイル】来年にもムスダン運用開始か 米専門家が分析

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【北ミサイル】
来年にもムスダン運用開始か 米専門家が分析

 【ワシントン=加納宏幸】北朝鮮が新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイルを発射し、失敗したことを受け、米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は17日、同国が来年にもムスダンの運用を開始するとの分析を発表した。米空軍研究機関での勤務経験がある航空宇宙エンジニア、ジョン・シリング氏が見解を示した。

 シリング氏はこれまで6回の発射地点がミサイル基地のある東海岸、元山(ウォンサン)付近だったのに対し、今回は西海岸の亀城(クソン)近郊からだったことを重視。北朝鮮が新たな運用能力を示したとし、「自転車から補助輪が外れたようなもの」とした。

 同サイトは6月、運用開始に最低1~2年かかるとしたが、シリング氏は「想定よりかなり早い来年に運用に入る可能性がある」と分析。今後、7カ月間の訓練や実験で初期段階の運用能力を得ると予測した。

 西海岸での実施には、射程2500~4千キロを持ち、米領グアムを射程に収めるムスダンの能力を誇示する狙いがあると分析。西海岸からであれば他国領土の上空を通らずフィリピン海まで約3千キロの飛翔距離を見せつけられるが、東海岸から同じ距離を稼ぐには日本列島の上空を通過する必要があるとしている。

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