産経ニュース

【タイ国王死去】タイ政界の最高実力者プレム摂政、姿を見せず…皇太子と不仲か

ニュース 国際

記事詳細

更新

【タイ国王死去】
タイ政界の最高実力者プレム摂政、姿を見せず…皇太子と不仲か

タイのプレム摂政(ロイター) タイのプレム摂政(ロイター)

 【バンコク=共同】プミポン国王の死去後、タイ政界の最高実力者とされるプレム摂政(96)が公衆の面前に一度も姿を見せていない。後継国王になることが決まったワチラロンコン皇太子(64)との微妙な関係も伝えられ、国民の間でさまざまな臆測を呼んでいる。

 1920年生まれのプレム氏は、軍人生活を経て80年から88年に首相を務めた。98年には枢密院議長となり、政財界や国軍に対し絶大な影響力を維持し続けてきた。プミポン国王の信頼は厚く、タイの発展は「プミポン国王とプレム氏の二人三脚によって実現した」(外交筋)との評価が定着している。

 2014年5月のクーデター後、暫定政権を率いるプラユット首相も、同じ陸軍司令官を務めた大先輩として、ことあるごとにプレム氏にアドバイスを求めているとされる。

 13日に国王が死去した直後、ワチラロンコン皇太子が服喪を理由に当面即位しない意向を示したことから、枢密院議長のプレム氏が憲法規定に従い、摂政に就任した。

 しかし14日に国王の遺体が王宮に移されて以降、弔いの宗教行事が断続的に行われ、王族や政界、軍首脳らがこぞって参列しているが、本来ならそこにあるべきプレム氏の姿は17日現在も確認されていない。

続きを読む

関連ニュース

【タイ国王死去】ワチラロンコン皇太子、当面は王位継承せず プレム暫定摂政が代行

「ニュース」のランキング