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ロシアが北方領土の土地無償分与を開始 実効支配強めるプーチン政権 日ソ共同宣言で返還言及の色丹島も対象

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ロシアが北方領土の土地無償分与を開始 実効支配強めるプーチン政権 日ソ共同宣言で返還言及の色丹島も対象

 貸与区画には「人口5万人以上の居住区から最低10キロ離れた場所」といった条件があるが、北方領土ではその規模の居住区が存在せず、既存インフラから近い場所も対象とされている。極東住民によると、択捉島の紗那(ロシア語名クリリスク)や国後島の古釜布(同ユジノクリリスク)といった中心集落の1キロ圏内でも申請が可能という。

 プーチン露政権は日ソ共同宣言に基づく「2島引き渡し」を領土交渉の軸と考えているが、色丹島についても申請できる区域が設定されている。北方四島の土地分与が進めば、人口増などにより日本の領土交渉が複雑化する恐れがある。

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