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「拉致」指令認める金正日総書記の肉声公開 ドキュメンタリー映画「恋人と独裁者」が米国で封切り

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「拉致」指令認める金正日総書記の肉声公開 ドキュメンタリー映画「恋人と独裁者」が米国で封切り

金正日総書記(中央)と写真に収まる申相玉、崔銀姫夫妻(映画「将軍様、あなたのために映画を撮ります」から) 金正日総書記(中央)と写真に収まる申相玉、崔銀姫夫妻(映画「将軍様、あなたのために映画を撮ります」から)

 【ロサンゼルス=中村将】北朝鮮による韓国人女優と映画監督の拉致事件を扱ったドキュメンタリー映画「The Lovers and the Despot(恋人と独裁者)」の上映が23日、米ロサンゼルスやニューヨーク、首都ワシントンなどの一部の劇場で始まった。被害者が金正日(キム・ジョンイル)総書記とのやりとりをひそかに録音していた内容が含まれており、拉致の指示を認める金総書記の「肉声」が公開された。

 北朝鮮は1978年1月、韓国人女優の崔銀姫(チェ・ウニ)さんを香港から工作船で拉致。行方を捜していた元夫で映画監督の申相玉(シン・サンオク)さん(故人)もその後、拉致された。金総書記が映画作りに従事させ、北朝鮮映画の質を向上させるために拉致した事件として知られる。2人は北朝鮮で再婚した。

 映画は2人の英国人監督が撮影。崔さんの証言や、米国務省関係者や米中央情報局(CIA)関係者らのインタビューなどを基に構成されている。米サンダンス映画祭や世界三大映画祭の一つ、ベルリン国際映画祭で評価された話題作だ。

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