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【主張】北朝鮮制裁と中国 日米で暴走許さぬ圧力を

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【主張】
北朝鮮制裁と中国 日米で暴走許さぬ圧力を

 各国首脳の一般討論演説が続く国連で、核実験の自制をいかに求めるかが焦点となっている。

 安全保障理事会では、「核なき世界」を掲げる米オバマ政権が主導する決議が採択された。

 包括的核実験禁止条約(CTBT)の採択から20年を迎えたことに伴う動きだが、国際社会にとって目の前の問題は、核実験やミサイル発射を繰り返す北朝鮮の暴走をいかに止めるかである。

 すでに安保理の報道声明でも示された、核実験に対する追加制裁の検討を急がねばならない。同時に考えるべきは、過去の制裁が実質的に北朝鮮を抑え切れていない現実をどう打開するかである。

 今年1月に北朝鮮が4回目の核実験を実施したことを受け、安保理は北朝鮮産鉱物資源の禁輸などを盛り込んだ制裁を3月に決定した。だが、北朝鮮が5回目の実験を強行したのは、それまでの制裁に核開発を押さえ込む効果がなかったことを意味していよう。

 北朝鮮に強い影響力を有する中国の態度が制裁の成否を決している。新決議に向けて改めて認識すべきである。

 中朝間の物資の移動が、完全にシャットアウトされていない。中朝国境の貿易状況をみれば、「人道目的」などの例外を許した前回の制裁決議の効果には重大な疑問を持たざるを得ない。

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