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ドゥテルテ氏またお騒がせ “人権弾圧”のマルコス元大統領を「英雄」墓地に 「歴史を浄化するな!」と数千人デモ 

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ドゥテルテ氏またお騒がせ “人権弾圧”のマルコス元大統領を「英雄」墓地に 「歴史を浄化するな!」と数千人デモ 

フィリピンのドゥテルテ大統領=6日、ラオス、ビエンチャン (AP) フィリピンのドゥテルテ大統領=6日、ラオス、ビエンチャン (AP)

 ただ、独裁時代を知らない若い世代が台頭し、「開発独裁」とも呼ばれたマルコス政権を「黄金時代」と再評価する動きも出てきた。5月の副大統領選で父親の功績を訴えた長男フェルディナンド・マルコス氏(59)は、僅差で敗北する人気ぶりだった。

 マルコス家とも親しいドゥテルテ氏は6月に大統領に就任するとともに、「国民の和解」を理由に英雄墓地への埋葬を決定した。

 これに対し、かつて拷問を受けた人権被害者が差し止めを求める仮処分を申請し、フィリピン最高裁は今月7日、10月18日までの埋葬を禁止して審理を継続する決定を下した。

 マルコス独裁時代を知り「社会主義者」を自称するドゥテルテ氏は、学生らの反対運動には理解を示す。一方で、今月2日に発生した南部ダバオでの爆弾テロを受けて全国に無期限で「無法状態」を宣言し、軍や警察による治安対策強化も推し進めている。

 デ・ラサール大学(フィリピン)のリチャード・ヘイダリアン助教は、貧困や汚職の解決が進まないフィリピン社会のこの現象を「歴史の忘却ではなく独裁への懐古だ」と指摘する。

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