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【アメリカを読む】国連・潘基文事務総長の後任の座を射止めるのは誰なのか? 今も9人乱立するが本命見えず…

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国連・潘基文事務総長の後任の座を射止めるのは誰なのか? 今も9人乱立するが本命見えず…

ポルトガル元首相で国連難民高等弁務官を務めたグテレス氏(ロイター) ポルトガル元首相で国連難民高等弁務官を務めたグテレス氏(ロイター)

 同じく東欧のセルビアのイェレミッチ元国連総会議長(41)も、上位をキープ。4回目の投票では、「当選」の条件の一つである「支持9票」を取り、3位に入った。現在残る候補者の中では最も若く、政策通で知られる同氏は、大方の予想より健闘している。

「女性に偏見」と不満も

 加盟国の間では東欧出身者に加え、初の女性事務総長を誕生させようという機運がある。その両方を兼ね備えている候補として注目されているのは、国連教育科学文化機関(ユネスコ)のボコバ事務局長(64)=ブルガリア=だ。同氏は中露との関係が深く、当初は本命候補の一人と目された。だが、4回目の投票で支持7票を取ったものの、不支持も5票あり、伸び悩んでいる。

 安保理メンバーは「性別にかかわらず有能な候補」という立場を強調しており、女性候補はいずれも苦戦している。こうした状況に、女性でアルゼンチンのマルコラ外務・宗務相(61)は8月、地元アルゼンチンの地元紙に「事務総長選の選考には、いまだ女性に対する偏見がある」と不満を漏らした。

新たな候補の可能性

 選考の最終盤にきて、新たな候補の出馬も取り沙汰されている。ブルガリアの女性で、ゲオルギエヴァ欧州連合(EU)(63)執行委員だ。同氏は事務総長選に立候補する座をめぐってボコバ氏と争い、一度は敗れたとされている。

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