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【米大統領選・争点の現場】家族引き裂くトランプ政策に危機感 フロリダ州、政治力を渇望するヒスパニック

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【米大統領選・争点の現場】
家族引き裂くトランプ政策に危機感 フロリダ州、政治力を渇望するヒスパニック

ヒスパニックはクリントン氏支持 ヒスパニックはクリントン氏支持

 それでもトランプは白人層の6割程度の支持を受け、ヒスパニックの人口比が全米で6番目に高い州のフロリダ州でクリントンと接戦を展開している。リベラル勢力の危機感は強い。

 「有権者登録しませんか」。オーランドのヒスパニック向けスーパーの客にメキシコ系女性のターニャ・ラミレス(25)たちがスペイン語で話しかける。リベラル系の非営利組織「ミ・ファミリア・ボータ」の一員として、プエルトリコ出身者が多い地区でヒスパニックの投票率向上を目指す活動を続ける。

 ラミレスの両親はメキシコからの不法滞在者だったが、レーガン政権が約270万人の不法移民に法的地位を与えた1986年移民法に救われた。

 「強制退去で家族が壊れるのは悲しい。移民問題を解決するには、ヒスパニックが政治力を持つ必要がある」とラミレス。

 総人口の約18%を占め、今後も増加が予想されるヒスパニックだが、連邦議会の代表は下院約8%、上院約3%にすぎない。存在感を増すヒスパニックは自らの意思をワシントンに届ける指導者を渇望している。(フロリダ州オーランド 加納宏幸)=敬称略

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