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日本のテクノロジーでワシントン-NY1時間! 動き出す米国のリニア計画、近く事業調査

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日本のテクノロジーでワシントン-NY1時間! 動き出す米国のリニア計画、近く事業調査

米国におけるリニア構想 米国におけるリニア構想

 日本政府関係者は「日米協力の象徴となる“国策プロジェクト”だ」と意気込む。

 日本の鉄道インフラの輸出をめぐっては昨年12月、テキサス州の高速鉄道計画でJR東海の新幹線技術が導入されることが決まった。しかしインドネシアでの高速鉄道計画では日本側の提案が中国側の提案に競り負けた。JR東日本が参画を狙うカリフォルニア州での計画でも日中などが激しい受注合戦を繰り広げている。

 それだけに、日本の技術の導入が前提で進む北東回廊のリニア計画は、日本にとって絶対に実現させたい案件だ。米国での実績は日本のリニア技術の「国際標準化」にもつながる。技術を無償提供するJR東海にも、今後の海外展開に弾みがつけば十分に利益を得られるという計算がある。

 ただしワシントン-ボルティモア間だけで100億ドル以上とも見積もられる事業費をめぐる課題も残る。日本側は国際協力銀行(JBIC)を通じた金融面での支援も検討しているが、具体的な金額や条件などは固まっていない。

 一方、米連邦政府は10年にメリーランド州が要請していた17億ドルの資金援助を「時期尚早」として却下した経緯もあり、時間のかかる問題といえそうだ。

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