産経ニュース

米、黒人射殺でまた暴動 警察と遺族で食い違う主張 ノースカロライナ州は非常事態宣言

ニュース 国際

記事詳細

更新


米、黒人射殺でまた暴動 警察と遺族で食い違う主張 ノースカロライナ州は非常事態宣言

21日、米ノースカロライナ州シャーロットで、警察に拘束される抗議活動の参加者(中央)=AP 21日、米ノースカロライナ州シャーロットで、警察に拘束される抗議活動の参加者(中央)=AP

 【ニューヨーク=上塚真由】米南部ノースカロライナ州シャーロットで20日、黒人男性が黒人の警察官に射殺され、直後から住民による抗議活動が起きた。抗議は21日夜も続き、参加していた数百人の一部が暴徒化して警察と衝突し、男性1人が撃たれて重体となった。警官4人も負傷。同州のマックロリー知事は同日、非常事態宣言を発令、州兵を動員して事態の沈静化を図っている。

 一方、南部オクラホマ州タルサでも16日、丸腰の黒人男性が白人の女性警察官に射殺される事件が発生。国内では警察批判が再び強まっており、オバマ大統領は21日、シャーロットとタルサの両市長と電話で会談し、被害者に哀悼の意を示すとともに、平和的に抗議活動を行うよう訴えた。

 シャーロットでの暴動の発端は、市内の集合住宅の駐車場で20日、黒人のキース・スコット氏(43)が警察官に撃たれた事件。警察は、同氏に持っていた銃を捨てるよう指示したのに従わなかったため発砲したと説明しているが、遺族は「手に持っていたのは本だった」とし、双方の主張は食い違っている。

 抗議活動では一部の住民らが放火や投石を繰り返し、21日未明までに一度は沈静化したが、同日夜から数百人が抗議活動を再開。一部が暴徒化したため、警察は催涙ガスなどで対抗した。衝突の最中に撃たれた男性について、市は、警察ではなく他のデモ参加者に発砲されたと発表した。

続きを読む

このニュースの写真

  • 米、黒人射殺でまた暴動 警察と遺族で食い違う主張 ノースカロライナ州は非常事態宣言

関連ニュース

白人警官が13歳黒人少年射殺 エアガン所持、強盗事件後

「ニュース」のランキング