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オバマ米大統領、安保に気候変動反映を トランプ氏けん制か

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オバマ米大統領、安保に気候変動反映を トランプ氏けん制か

 オバマ米大統領は21日、気候変動による影響を十分に考慮した安全保障政策を策定するよう関係省庁に指示する文書を出した。90日以内に国防総省や国家情報長官室などから成る作業部会が行動計画をまとめる方針。

 温暖化対策の新枠組み「パリ協定」などを推進してきたオバマ氏は、環境対策を政権の遺産として結実させたい考え。気候変動問題への取り組みに否定的な大統領選の共和党候補トランプ氏をけん制する狙いもありそうだ。

 オバマ氏は文書で地球温暖化による自然災害や、水不足が引き起こす紛争の増加に言及し、「気候変動は米国と世界の安全保障に対する重大な脅威と化している」と指摘した。米情報機関が気候変動問題の影響特定に取り組むのは異例。

 ホルドレン米大統領補佐官は「次期政権は、大統領が描いた青写真に従うあらゆる理由がある」としている。(共同)

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