産経ニュース

安倍晋三首相、国連演説で「喝!」 対中朝へ「安保理が一致して立ち向かえるか」

ニュース 国際

記事詳細

更新


安倍晋三首相、国連演説で「喝!」 対中朝へ「安保理が一致して立ち向かえるか」

 21日、米ニューヨークでの講演で、リオデジャネイロ五輪の閉会式にマリオ姿でサプライズ登場した場面が映され笑顔の安倍首相(ロイター)  21日、米ニューヨークでの講演で、リオデジャネイロ五輪の閉会式にマリオ姿でサプライズ登場した場面が映され笑顔の安倍首相(ロイター)

 北朝鮮の核・ミサイル開発は日本にとって死活的脅威だが、国際社会が同じ認識でいるわけではない。

 「北朝鮮の野心をくじけるか、安全保障理事会が一致して立ち向かえるか」

 安倍晋三首相は21日の国連総会一般討論演説でこう訴え、現実の脅威から目をそらす国際社会に“喝”を食らわした。

 外務省幹部は「今回の首相訪米の目的は、北朝鮮への圧力強化に向け、国際社会の空気を醸成することだ」と語る。その言葉通り、首相は米国到着後から精力的に二国間会談を重ねた。20日はオバマ米大統領と短時間会話し、新たな安保理決議の迅速な採択を目指すことを確認。英国、ウクライナ、パキスタンの首脳とも相次いで会談し、対北包囲網の構築にそれぞれ肯定的な反応を得た。

 ただ、20日に行われた国連の潘基文(パンギムン)事務総長との会談は、日本側を唖然(あぜん)とさせるものだった。首相は潘氏に既存の対北制裁の抜け穴となっている中国に改善を働きかけるよう暗に求めたが、潘氏は「日本と緊密に連携したい」と述べるにとどめた。潘氏は韓国出身。母国が北朝鮮の核攻撃の脅威に直面している中での、この冷ややかな対応は首相を大いに失望させた。

続きを読む

関連ニュース

安倍晋三首相、国連総会で一般討論演説 対北「異なる次元の脅威。明確な態度を」 対中念頭「力や威圧に頼らず法の支配を」

「ニュース」のランキング