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台湾、国際会議に参加できず 中国側の圧力で

 【台北=田中靖人】国連食糧農業機関(FAO)の水産委員会が7月にローマで開いた会合で、台湾の行政院農業委員会漁業署(水産庁に相当)が派遣した職員2人が、中国関係者の圧力で出席を拒否されていたことが21日、分かった。自由時報の報道を受け、漁業署が事実関係を認めた。

 2人は民間人の身分で会議に陪席するため台湾の旅券(パスポート)を提示したところ、中国側の圧力を受けた主催者から退席を求められた。また、パラリンピック・リオデジャネイロ大会でも、選手団が中国側から制服の標章を取り換えるよう求められたという。

 これを受け、与党、民主進歩党は21日、中国側に「厳正に抗議する」との報道官の談話を発表した。

 台湾の国際会議への参加をめぐっては、国際民間航空機関(ICAO)が27日から開く3年に1回の総会への招待状が届いておらず、出席が危ぶまれている。

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