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【湯浅博の世界読解】米を巡り、互いに利害が一致したときだけ手を結ぶ中露 一方で安倍首相の対露外交は危なっかしく…

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【湯浅博の世界読解】
米を巡り、互いに利害が一致したときだけ手を結ぶ中露 一方で安倍首相の対露外交は危なっかしく…

湛江市に入港した露軍艦を歓迎する式典で整列した中国とロシアの海軍=12日(AP) 湛江市に入港した露軍艦を歓迎する式典で整列した中国とロシアの海軍=12日(AP)

 プーチン氏が先の20カ国・地域(G20)首脳会議で、ハーグ裁定を拒む中国を支持したのも、習氏が米欧による経済制裁に反対の姿勢を示したことへの返礼なのだろう。中露海軍の合同演習は、「共通の敵」をもつ両国が恒常的に手を結ぶ予兆なのだろうか。

 安倍晋三政権はプーチン氏を招いて、12月に安倍首相の地元山口県で首脳会談をすると伝えられる。

 日本は、中国の南シナ海支配に対して国際法順守を要求しているのに、ロシアの国際法違反には目をつむるという矛盾は否定できない。

 安倍政権の対露外交は、日米同盟を揺るがしかねない懸念がある。

 日本が対米・対中カードとしてプーチン氏に利用されないことを祈るばかりだ。(東京特派員)

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