産経ニュース

【小塩史人のワールド独談】エア・チャイナが機内誌で「インド人やパキスタン人が暮らす地区は注意が必要」 「人種差別」と猛批判浴びても中国人はWHY?

ニュース 国際

記事詳細

更新

【小塩史人のワールド独談】
エア・チャイナが機内誌で「インド人やパキスタン人が暮らす地区は注意が必要」 「人種差別」と猛批判浴びても中国人はWHY?

 その事例として取り上げられているのが、今年5月に起きた中国の洗剤メーカーのテレビCMをめぐる騒動だ。CMは、黒人男性が中国人女性に言い寄り、キスをしようとすると、女性が男性の口に洗剤のカプセルをほうり込み、洗濯機を押し込めて洗うと、色白のイケメン中国人が出てきて、女性が大喜びするという内容だ。

 放送開始当初、中国国内で大きな問題になることはなかったが、今回と同様に欧米メディアが「あからさまな人種差別だ」と批判。メーカー側は「過剰反応」と反論していたが、結局、謝罪し放送を中止するはめになった。

 今回の騒動で再び中国人の人種差別“音痴”が露呈したわけだが、その背景として、中国社会では古来から民族の違いはあっても人種の違いを意識することがなく、人種差別問題に敏感な国際感覚が身についていないとの指摘がある。さらに、複数の欧米メディアは、中国政府当局がインターネットで海外から不都合な情報が入ってこないよう遮断する「グレートファイアウオール」を敷いており、それが国際感覚とのズレを招いていると分析している。

 一方で、欧米に対する反発には、「海外で差別を受けているのは自分たち中国人の方だ」という被害者意識も影響しているようだ。

続きを読む

関連ニュース

【小塩史人のワールド独談】オバマ大統領も吸っていた! 米国はもはや「マリファナ天国」 大統領選に隠れて各州が続々と合法化するが…

「ニュース」のランキング