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【在韓米軍迎撃ミサイル】韓国、中国の報復に戦々恐々 ビザ発給、団体旅行で規制開始か

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【在韓米軍迎撃ミサイル】
韓国、中国の報復に戦々恐々 ビザ発給、団体旅行で規制開始か

高高度防衛ミサイル(THAAD)の発射実験(米国防総省提供・ロイター) 高高度防衛ミサイル(THAAD)の発射実験(米国防総省提供・ロイター)

 【ソウル=藤本欣也】米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備を決めた韓国に対し、中国が“報復”を始めたのではないかと韓国メディアが4日、一斉に報じた。

 報道によると、中国政府はこのほど、韓国で査証(ビザ)申請を代行してきた中国業者の資格を突然取り消すなど、韓国人への商用数次ビザの発給を厳格化、韓国企業の間で混乱が広がっているという。

 旅行業界でも異変が起きているようだ。来月1日、サッカーの応援のため訪韓予定だった中国人サポーターの団体約3千人がキャンセルしたという。業界関係者は韓国紙、朝鮮日報に「中国政府が韓国への団体旅行にも一部圧力を加えているようだ」と語った。

 このほか、“韓流”の韓国出身の芸能人も「中国での活動が規制され始めた」などの噂が流れている。

 韓国外務省の報道官は4日、商用ビザ発給の厳格化は韓国だけが対象ではないと強調した。ただ、THAADの韓国配備に強く反対する中国による“報復”の可能性については、「政府は関連動向を鋭意注視している」と警戒感を示した。

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