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【緊迫・南シナ海】「共通のルールにのっとり解決すべき」シンガポール首相と会談し、中国に裁定順守迫る方針確認

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【緊迫・南シナ海】
「共通のルールにのっとり解決すべき」シンガポール首相と会談し、中国に裁定順守迫る方針確認

ホワイトハウスで会見する米オバマ大統領(右)とシンガポールのリー・シェンロン首相(AP) ホワイトハウスで会見する米オバマ大統領(右)とシンガポールのリー・シェンロン首相(AP)

 【ワシントン=青木伸行】オバマ大統領は2日、ホワイトハウスでシンガポールのリー・シェンロン首相と会談した。会談などでオバマ大統領は、南シナ海における主権の主張を全面的に退けた仲裁裁判所の裁定を、中国が順守すべきだとの見解を重ねて表明した。

 会談後の共同記者会見で、オバマ大統領は南シナ海の問題を「国際法の原則と、共通のルールにのっとり平和的に解決する」ことの必要性を強調。「シンガポールは地域における(米軍の)プレゼンスの頼みの綱だ」と、友好関係を評価した。

 リー首相は「米国がアジア太平洋地域への関与と、不可欠な役割を維持することを強く望む」と指摘。両首脳は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を強力に推進することも確認し、リー首相は米議会のTPP批准に強い期待感を示した。

 これに先立ちオバマ大統領は、1日に掲載されたシンガポールのストレーツ・タイムズ紙(電子版)との書面インタビューで、裁定は「明白かつ法的拘束力がある。大国が小国をいじめるべきではない。主権を尊重すべきだ」と強調していた。

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