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【ダッカ人質テロ】バングラで大型ODA延期 円借款で最大、発電所計画 日系企業の安全に懸念

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【ダッカ人質テロ】
バングラで大型ODA延期 円借款で最大、発電所計画 日系企業の安全に懸念

 日本人7人が殺害されたバングラデシュ飲食店襲撃テロを受け、同国政府は7月下旬に予定していた日本の政府開発援助(ODA)による最新鋭石炭火力発電所建設など大型プロジェクトの最終入札を延期したことが28日、分かった。入札に応じる日系企業の安全対策を強化する必要があると判断した。複数の関係者が明らかにした。

 総事業費は約7千億円で、日本の円借款でこのうち8割を支援。バングラデシュで過去最大のODA事業だった。今後の入札の見通しは立っておらず、情勢が安定し治安当局による十分なテロ対策が整備された後、事業を再開する方針という。

 縫製品輸出で急速な経済成長を続けるバングラデシュはインフラ整備を急いでいるが、外国人を狙ったテロの続発で経済への影響が懸念されており、ハシナ政権にとって治安回復が大きな課題となりそうだ。(共同)

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